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シンガニ・ピスコ・カシャッサ!南米で愛される蒸留酒が今熱い!【ブログDEゴザル】

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ブログ

2023.07.17

シンガニ・ピスコ・カシャッサ!南米で愛される蒸留酒が今熱い!【ブログDEゴザル】

南米で愛される蒸留酒が今熱い!

これまでにあまり馴染みのなかった南米のお酒が今、じわじわと話題になっています。

日本ではあまり聞き慣れない蒸留酒ですが、どれも現地では深く愛されているお酒。
今回はその中から「シンガニ」「ピスコ」「カシャッサ」をピックアップしてご紹介します。

 

シンガニ SINGANI

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「シンガニ」は南米ボリビアのブランデーです。
パラグアイ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルーに囲まれた内陸の国です。
世界遺産「ウユニ塩湖」がある国として有名ですね。
主にマスカット オブ アレキサンドリアで作ったワインを蒸留して作られています。実を収穫後すぐに圧搾してワインを作ります。
十分に発酵させたのちに、蒸留してアルコール度数70度まで精錬したのちに加水して瓶詰されます。

日本人では耳慣れないお酒ですが、ボリビアでは国民酒として広く親しまれています。
そのままやお湯で割ったり、さまざまなカクテルにして飲まれています。
ボリビア人にとっては誇りとも言えるシンガニ。ボリビア政府も原産地呼称を制定しています。
特定の4地域で生産されたマスカット オブ アレキサンドリアのみを使用したものしか「シンガニ」を名乗ることはできません。

シンガニの特徴はやはり豊かなマスカットの香りです。
一般的なワインに含まれるぶどう(マスカット)の含有量は1本あたり1㎏~1.2kg程度ですが、最上級のランクのシンガニではなんと1本あたり数十キロものマスカットが使用されています。

ロスパラレス社の「ヘレンシア」シンガニ(LosParrales Herencia) はなんと1本あたり67㎏ものマスカットを使用しているとのこと。他のどんなお酒でも体験できない濃厚なマスカットの香りを存分に楽しめます。
公式HPには「El singani más Perfecto jamás elaborado(これまで作られた中で最も完璧なシンガニ)」と記載があります。

流通量も少なく、ネットショップでは3万円前後で販売されています。
お安くはない買い物かもしれませんが、絶対的なその存在感を考えるとお酒好きには飲んでみたい1本です。

ピスコ PISCO

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ブドウ果汁を原料とした蒸留酒です。
製法としてはホワイトブランデーに近いものがありますが、ペルー原産のものが「ピスコ」と呼称されています。
チリにもピスコはありますが、原産地呼称制度がしっかり定められているものはペルー原産もので本稿ではぺルーのピスコについての説明になります。

ペルーにおいて「ピスコ」を名乗るための様々な指定があります。
まず生産地はペルーリマ県、アレキパ県、イカ県、タクナ県、モケグア県の地域のみに限られています。
使用するブドウの品種も特定品種8種類と指定されています。
・アチョラード:複数の品種で作られたピスコをブレンドしたもの
・アロマティコ:単一のアロマティック品種から製造されたもの
・プーロ:単一のノンアロマティック品種から製造されたもの
また発酵途中に蒸留して作るモストベルデというピスコもあります。

※ノンアロマティック品種(ケブランタ、モジャル・ネグラ、ネグラ・コリエンテ、ウビナ)
アロマティック品種(イタリア、モスカテル、トロンテル、アルビージャ)

これらブドウの発酵液を単式蒸留酒で1度だけ蒸留して製造されます。
そのためブドウの香りをストレートに味わうことができます。
同じくブドウから作られるブランデーは樽熟成によってその魅力を高めますが、ピスコはよりフレッシュなブドウの香りを楽しめるお酒です。

カシャッサ CACHACA

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ブラジル原産の蒸留酒です。
サトウキビを原産とすることからラム酒に似ている点も多くあります。
ピンガ、またはカニーニャと呼ばれることもありますが、ブラジル国内の地域的な呼称のようです。
サトウキビの絞り水を加水せずに直接発酵させ蒸留しアルコール度数を整えます。
広義のラムと捉えることもできますが、ブラジルでは「カシャッサはラム酒ではない」と明確に区分されています。

カシャッサの歴史は16世紀前半ごろに誕生したといわれており、これはラム酒より先に誕生した計算になります。

小規模生産の酒蔵も非常に多く、近年では次々にクラフト カシャッサが生まれています。サトウキビの酒類や質、製造過程の違いによってさまざまな変化を見せ、高品質でユニークなカシャッサも多く誕生しています。
日本でいうと焼酎のような存在感かもしれません。

日本においては51(シンクエンタ・イ・ウン)、ピトゥ、イピオカなどの大規模生産のカシャッサがほとんですが、クラフトカシャッサのブームが世界的に訪れると日本でも楽しめるようになるかもしれませんね。

またカシャッサといえば、カイピリーニャに使われるカクテルとしても有名です。
ブラジルで愛されているカクテルですが、世界的にも人気のカクテルです。
カシャッサをベースに、ライムと砂糖で作るこの爽やかなカクテルは夏にピッタリ!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
熱帯の南米で生産され愛されているお酒なので、これからの季節にピッタリです!
そのまま飲んでもよし、カクテルにして楽しんでもよし。

これまで入手できなかったお酒も今ではネットを通して入手できる機会が増えました。
南米の蒸留酒、新しいお酒に挑戦してみてはいかがでしょうか!

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