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2023.11.01
お酒買取専門店DEゴザル 新宿御苑駅前店 店長DEゴザル❕
本日は「スコットランドの蒸留所と歴史」についてDEゴザル🐵
それは誰もが知る世界五大ウィスキーの一大産地。
そして、ウィスキーの全生産量のうち、スコッチ・ウイスキーは約7割を占めます。
それでは早速、起源について、調べていきましょう!
ウイスキーの製法がスコットランドに伝わった時期は定かではありませんが、遅くとも12世紀から13世紀にかけてという見解が有力であるとのこと。
製法の要の一つである蒸留技術はアイルランドからキリスト教とともに伝来したとされ、パトリキウス(アイルランドの使徒)によってもたらされたとする言い伝えもあります。
スコットランドにおけるウイスキーに関する現存する最も古い記録は、1494年のスコットランド財務省の記録で、「修道士ジョン・コーに8ボルのモルトを与え、アクアヴィテ(aqua vitae)を造らしむ」という内容である。
アクアヴィテはラテン語で「生命の水」という意味で、これをゲール語で表すと「ウシュクベーハ」(uisge beatha、ウシュクは水、ベーハは生命の意)となり、そこから「ウイスキー」という英語が生まれた。
ウイスキーという単語に関する最古の記録は1736年にスコットランド人が書いた手紙で、1755年には英語辞典に登場しました。
当初スコッチ・ウイスキーは薬酒として修道院が独占的に製造していたが、16世紀に宗教改革が起こり修道院が解散したことで蒸留技術が農家など民間に広まり、余剰生産された大麦の換金および保存の手段として製造が盛んになった。
この時期のスコッチ・ウイスキーには熟成の工程がなく、蒸留したばかりの無色透明の液体が飲まれていたとのこと。
そして、現代のスタイルである琥珀色に染まったウィスキーは実は、「密造」により生まれました。
18世紀の前半にスコットランドがイングランド王国に編入されると、ウイスキーへの課税が強化。
民間の蒸溜所は税金を逃れるために、ウイスキーの密造を始めました。
完成したウイスキーは樽に詰めて貯蔵される、忘れたころに樽を開けてみると、透明だったウイスキーが琥珀色に変化、芳醇な香りまで放つようになっていた!!
つまり密造が、樽熟成という現在のウイスキーに欠かせない工程を生んだという話、面白いものですね。
また、スコッチウイスキーならではのスモーキーな香りは、原料のモルトを乾燥させる際に手近な泥炭を使ったから、これも密造の産物といわれています。
そんな密造酒、実にうまかったらしく19世紀初頭のイギリス国王・ジョージ4世も愛飲していましたが、国王が密造酒のファンでは格好が付きません。
そこで税率を引き下げ、蒸溜所を政府公認とすることに。その第1号が今も残る「グレンリベット」なのです。
現在、スコットランドでは150を超える蒸留所が存在しております。
一部、休業中なども含めると177の蒸留所が存在します(2019年9月時点)
全てのウィスキーを網羅したい気持ちはありますが、そもそも手に入らないところが難点です。
最近はウィスキーブームということもあり、お酒の博物館というBarも出店されております。
お近くに店舗があれば、是非足を運んでみてください。