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2025.09.21
皆さん、こんにちは!
最近は寝苦しい夜の暑さも影を潜め、少しずつですが秋の訪れを感じられるようになってきました。
窓辺に浮かぶ満月が心を優しく照らします。涼しい風がカーテンを揺らし、遠くから聞こえる虫の声が夜の静けさを深めてくれる。そんな秋の夜長に、ぴったりな楽しみがあります。それは「月見酒」。月を愛でながら、ゆったりとお酒を傾ける、古くからの日本の風習です。
今年の2025年、中秋の名月は10月6日。旧暦の8月15日にあたるこの日は、豊作への感謝を込めてお供え物を並べ、家族や友人と杯を交わすのに最適なタイミングです。現代の私たちにとって、月見酒はただのお酒の時間ではなく、心をリセットする贅沢なひと時。忙しい日常から離れ、月の柔らかな光に身を委ねることで、季節の移ろいを五感で感じ取れるのです。
月見酒のルーツは、驚くほど古い時代に遡ります。古代日本では、旧暦9月13日頃に「月祀り(つきまつり)」という風習がありました。これは、秋の収穫を神々に感謝し、月の下でお酒を供える儀式。稲の初穂や新米で醸した酒を月に向かって注ぎ、豊作を祈るのです。この頃の月見酒は、純粋な農耕の儀礼でした。
奈良・平安時代になると、中国から「観月の宴」が伝わります。貴族たちは、池に浮かぶ舟の上で月を眺め、詩を詠み、舞楽を奏でながら酒を酌み交わしました。水面に映る月の姿を杯に映し、風雅な夜を楽しむ――そんな優雅なシーンが、『源氏物語』などの文学にも描かれています。鎌倉・室町時代には、この風習が武家や庶民に広がり、里芋や枝豆、団子を供えての素朴な月見酒が定着。江戸時代には、ススキを飾る習慣が加わり、現代の「お月見」の原型が完成しました。
2017年、中秋の名月が「月見酒の日」として正式に制定されたのは、こうした歴史を振り返るきっかけでもあります。月桂冠などの酒造メーカーが推進したこの記念日は、伝統を現代に繋ぐ象徴。今日の月見酒は、ただ飲むだけでなく、季節の食材や器を工夫して楽しむライフスタイルの一部です。秋の夜長に、こうした歴史を思い浮かべながら一杯やるのは、格別の味わいですよ。
月見酒といえば、秋ならではの日本酒が欠かせません。特に「ひやおろし」と「秋あがり」は、季節の風情を体現した銘柄たち。まずは、これらの特徴を押さえましょう。
「ひやおろし」とは、冬に搾った新酒を春先に一度火入れ(加熱殺菌)し、夏の間は涼しい蔵で熟成させたお酒。秋になり、外気温が貯蔵庫の温度に近づくと、冷やのまま出荷されるのが名前の由来です。夏の熟成で生まれるまろやかな旨味と、穏やかな酸味が魅力。香りは控えめながら、口に含むと米の甘みが広がり、後味のキレが心地よい。月見酒にぴったりなのは、この「しっとりとした深み」。冷やで飲めば爽やか、お燗にすればさらにまろやかになる二面性も楽しいです。
一方、「秋あがり」は、夏に仕込んだ酒を秋に搾るタイプ。ひやおろしよりフレッシュで、果実のような華やかな香りが特徴。熟成期間が短い分、若々しい酸味と軽快な飲み口が魅力です。秋の初め、月が冴え渡る頃に飲むのに最適。ひやおろしが「熟成の余韻」を楽しむ酒なら、秋あがりは「旬の新鮮さ」を味わう酒と言えるでしょう。
どちらも、秋の気温に合わせて生まれたお酒。気候の移り変わりを酒に反映させる日本酒の粋がここにあります。スーパーや酒屋でラベルを見かけたら、ぜひ手にとってみてください!
おすすめ銘柄紹介🍶

まずは、新潟の名門、朝日酒造の「純米大吟醸 得月」。月見酒の定番として、毎年秋に注目を集めます。使用米は新潟産の「ゆきの精」を28%まで磨き上げ、氷温貯蔵で丁寧に仕込んだ一品。ラベルに描かれた月のモチーフが、名月の夜を予感させます。
味わいは、品のある花のような香りがふわりと広がり、繊細な甘みが舌を優しく包みます。日本酒度+2、酸度1.4と、すっきりとした辛口寄りながら、米の旨味がしっかり残るバランスの良さ。冷やで飲むと、月の光のようにクリアな後味が楽しめ、お燗にするとまろやかさが際立ちます。アルコール度数は15度前後で、女性や初心者にも飲みやすい。
月見酒のシーンでは、ベランダで月を見上げながら一口。秋の夜風に溶け込むような爽やかさが、格別です。

続いて、同じく新潟の白瀧酒造から「月見酒の上善如水 純米大吟醸」。2025年の十五夜向けに、ムーンボトル仕様で登場する限定品です。精米歩合45%の純米大吟醸で、華やかで気品ある香りが特徴。天然水のように自然で、芯の強さを感じさせる味わいです。
香りはメロンや梨のようなフルーティーさで、口に含むと透明感のあるピュアな甘みが広がります。日本酒度+3、酸度1.5の辛口タイプながら、余韻の優しさが月夜の静けさを思わせます。冷やで飲むのが基本ですが、ぬる燗にするとさらに深みが増す。アルコール度数は16度とやや高めですが、飲み飽きしません。
この銘柄の魅力は、ボトルのデザイン。満月を模した形が、テーブルの上で月見酒の主役に。

宮城の渡辺酒造店が贈る「蓬莱 ひやおろし 蔵元鑑査 無濾過原酒」は、ひやおろしの王道。熟成による変化を楽しむ愛飲家御用達で、月見酒の深みを求める人に最適です。無濾過のため、にごり酒のようなミルキーな見た目ですが、味わいはクリア。
香りは熟れた果実とナッツのニュアンスで、口当たりはまろやか。夏の熟成で生まれたコクが、米の甘みを引き立て、日本酒度+4、酸度1.6のバランスが絶妙。冷やで飲むとフレッシュに、お燗で飲むと旨味が爆発します。アルコール度数は15.5度。

岡山の花ノ文酒造の「特別純米 月見酒」は、雄町100%使用の希少銘柄。柔らかな香りとキレの良い後味が、秋の澄んだ空気にマッチします。ラベルに「月見酒」と記されただけあって、季節感満載。
味わいは、雄町の力強い米の旨味が前面に。香りは穏やかなリンゴのような甘さで、日本酒度+2、酸度1.7。すっきりとした辛口ながら、喉越しが滑らかです。冷やで飲むのがおすすめですが、常温でも秋の深みを堪能。アルコール度数は15度。

山形の亀の井酒造「くどき上手 純米吟醸」は、全国ランキング常連の人気銘柄。美山錦米を使い、華やかな香りと濃醇な旨味が魅力。月見酒に少し華を添えたい時に。
香りはトロピカルフルーツの豊かさで、口に含むと「くどいほどの上手さ」を実感。日本酒度-1、酸度1.5の甘口寄りで、飲みやすさ抜群。冷やで飲むと爽快、お燗でコクが増します。アルコール度数は15度。初心者から上級者まで、幅広くおすすめです。

秋田の小林酒造「甲子 純米大吟醸」は、現代の嗜好に合った洗練された一本。最新設備で醸す、フレッシュな秋あがりタイプ。
香りは柑橘系の爽やかさ、味わいはピュアな甘みとキレの良さ。日本酒度+3、酸度1.4。冷やで飲むのがベスト。アルコール度数は16度。
秋の夜長は、月見酒でより深く味わえるもの。
紹介した得月、上善如水、蓬莱、花ノ文、くどき上手、甲子は、それぞれの個性で月の夜を彩ります。
歴史の重みと現代の洗練が交錯する日本酒の世界に、ぜひ浸ってみてください🌕️️🍶