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買取日
2023.10.03
ウィスキー
『マッカラン 18年 旧 1975』高価買取致しました。
いつもゴザルグループ全店をご利用頂きまして誠に有難うございます。お酒買取専門店DEゴザル 新宿御苑駅前店でございます。
先日は『マッカラン 18年 旧 1975』を高価買取致しました。
マッカランは、正式名称を“ザ・マッカラン”とするスコッチウイスキーの銘柄です。
世界的に高級品として有名な銘柄で日本にも流通量が多いため、名前を聞いたことがあるという方も多いかと思います。
マッカラン蒸留所にて作られるシングルモルトウイスキーであり、格別な味わいは「シングルモルトのロールスロイス」の異名で呼ばれているほど。
マッカラン蒸留所は、スコットランドの中でもスペイサイド地方にあります。
スペイサイドのモルトは華やかで香り高くフルーティーなものが多いのが特徴であり、マッカランはまさしくスペイサイドモルトらしいゴージャスさを持っています。
そんなマッカラン蒸留所は1824年に政府に認定された蒸留所でもあり、とにかく歴史が長いです。
今でもその歴史は受け継がれており、さまざまな種類のボトルがリリースされています。
70年~80年に渡ってはシェリー樽が自家製樽へ移行されたり、蒸留所の蒸留器が増設されたことなど、マッカランのウイスキー造りにいろいろと変化が起きた時代となっています。
そのためヴィンテージによって味わいの差異があり、それぞれの個性の違いが楽しめる年代とも言えます。
また、今回お買取りさせて頂いたのはマッカラン18年の1975年に蒸留されたもの。
この当時はまだまだゴールデンプロミス種がメインで使われていたはずです。
CobosocialのThe Golden Promise of Whiskyには、次のように書かれています。
「1994年以降、ザ・マッカランはゴールデンプロミスの使用量を減らし、1トン当たりのアルコール移行率が高い大麦を導入した。
2004年にはザ・マッカランの歴史の一つの転換点となる「ファインオーク」シリーズを発売。シェリーカスクは線として残りますが、ゴールデンプロミスは永遠に消えてしまったようです。
オプティックやチャリオットなどの次世代の大麦品種は、よりコスト効率が高いことが証明されているため、この結果は避けられません。
さまざまな感染症に対する耐性が高まり、悪天候にも耐えられるようになり、1トン当たりのアルコール移行率が高くなり、休眠期間も短くなりました(オプティックの6週間に対し、ゴールデンプロミスは2か月になります)。
上記のすべてが、農家と蒸留所の両方にとって生産コストの削減につながります。」
つまり、時代の中で最高品質と言われるゴールデンプロミス種の使用を減らさざる追えないことに。
上記のことから、マッカラン好きの中で常に話題に上がる「旧ボトルのマッカランは現行との違い」について簡単にまとめると「大麦品種」「酵母」「樽」がマッカランの味の変化に影響を与えたと推測できます。
そして1993年前後に一度目の方向性の転換があり、それらが12年ほど経過した2004年に市場に「新ラベル」またファインオークの追加という形で現れました。
私自身ただのウイスキーを飲むのが好きな素人でしかありませんが、書籍や文献を辿ってみると「あの頃は良かった」はただの感情論でしかないとは言い難く、実際に数多くの原因によって変化したのだといえます。
それが人によって、不味い、劣化と評価したり、むしろ今の方が飲みやすく感じる人もいるかもしれません。
希少!『マッカラン 18年 旧 1975』
ウィスキー
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