買取日

2025.05.28

シャンパン

サロン（Salon）2013年ヴィンテージ 高価買取致しました！

本日お酒買取専門店DEゴザル　新宿御苑駅前店にてサロン（Salon）2013年ヴィンテージを高価買取致しました！

サロンとは？

フランスのシャンパーニュ地方、コート・デ・ブラン地区のル・メニル・シュール・オジェ村に位置する単一畑（グラン・クリュ）から造られるシャルドネ100％のブラン・ド・ブランです。

このシャンパーニュは、1911年にウジェーヌ・エメ・サロン氏が自身の楽しみのために造り始めたことに始まり、その後パリの名門レストラン「マキシム」のハウスシャンパーニュとして採用されたことで名声を得ました。

現在はローラン・ペリエ社傘下で生産されていますが、その希少性と品質へのこだわりは変わっていません。

サロンの最大の特徴は、「ヴィンテージ・オンリー」の哲学です。

一般的なシャンパーニュは複数の収穫年のブドウをブレンドして造られるノン・ヴィンテージ（NV）が主流ですが、サロンはブドウの出来が最高の年にしか生産されません。

ブドウの品質が基準に満たない年は生産を見送るため、過去100年間で約40ヴィンテージしかリリースされていません。

この厳格な基準が、サロンを「幻のシャンパーニュ」と呼ばれる理由です。

そのため、コレクターや投資家の間で高い需要があり、状態の良いボトルはオークションや買取市場で高額で取引されます。

また、サロンはマロラクティック発酵を行わず、ステンレスタンクで醸造されます。

これにより、シャルドネのピュアな酸味とミネラル感が最大限に引き出され、長期熟成による複雑な風味と調和します。

瓶内熟成期間は最低8～11年と長く、ブドウ収穫からリリースまで10年以上を要します。

この熟成により、蜂蜜、焦がしたバター、ヘーゼルナッツのような香ばしさと、シルキーな口当たりが特徴のシャンパーニュが生まれます。

ル・メニル・シュール・オジェのチョーク質土壌は、強いミネラル感をワインに与え、エレガントかつ骨格のある味わいを作り出します。

サロン2013の特徴

2013年は、シャンパーニュ地方にとって厳しい気候条件の年でした。

春の湿度と雹の影響でブドウの生育が遅れ、収量が減少しましたが、生産者の努力により、厳選された高品質なブドウから優れたワインが生まれました。

サロン2013は、この年の最良のシャルドネを使用し、鮮やかな酸味とミネラル感、複雑な果実味がバランスよく調和したヴィンテージです。

まだ若い段階では引き締まった印象ですが、10～20年の熟成ポテンシャルを持ち、時間とともに蜂蜜やトーストのニュアンスが開花します。

サロンのヴィンテージラインナップ

サロンはブドウの出来が良い年にしか生産されないため、ヴィンテージの選択は非常に重要です。

以下は、サロンの代表的な当たり年とその特徴です。

　・1990年: 濃厚な果実味と力強い酸味が特徴。熟成によりクリーミーなテクスチャーとナッツの風味が際立つ。

　・1996年: エレガントでミネラル感が強く、長期熟成に適したヴィンテージ。

　・1999年: バランスの良い果実味と酸味。飲み頃が早く、親しみやすい味わい。

　・2002年: 傑出したヴィンテージで、豊かな果実味と複雑なアロマが特徴。コレクター需要が高い。

　・2008年: フレッシュで引き締まった酸味とミネラル感が際立つ。長期熟成のポテンシャルが高い。

　・2013年: 前述の通り、厳しい気候を乗り越えた高品質なヴィンテージ。熟成が進むにつれて価値が上昇する可能性がある。

まとめ

サロン2013は、その希少性と優れた品質から、コレクターや投資家の間で高い人気を誇ります。

シャルドネ100％のブラン・ド・ブランとしてのピュアな味わいと、長期熟成による複雑な風味は、シャンパーニュ愛好家を魅了し続けます。

買取市場では、正規輸入品や状態の良いボトルが高額で取引されており、特に2013年のような優れたヴィンテージは今後の価値上昇も期待されます。

サロンの他の当たり年（1990年、1996年、1999年、2002年、2008年など）も同様に高評価で、コレクションとして保有する価値があります。

もしご自宅に未開封のサロン 2013年ヴィンテージが眠っているのであれば、サロンの魅力を再確認し、その価値を最大限に活かすために、適切なタイミングでの売却を検討してみてはいかがでしょうか。