皆様こんにちは。

お酒買取専門店DEゴザル　福岡本店　店長DEゴザル❕

本日は「海外でも大人気のジャパニーズウイスキー」についてDEゴザル🐵

 

ジャパニーズウイスキーとは

 

 

ジャパニーズウイスキーとは、決められた原材料を使用し、日本国内で糖化・発酵・蒸留・貯蔵・瓶詰めをしたウイスキー原酒を100％使用したウイスキーのことを言います。
日本でウイスキーが造られ始めたのは1870年頃であるが、販売用の生産が開始されたのは1924年からでした。
ジャパニーズウイスキーはスコッチ・ウイスキーに倣って、英語表記の綴りはスコットランド風の”e”を省く表記が用いられています。かつては「ウヰスキー」とも表記されていました。

〈種類とスタイル〉

種類

・モルトウイスキー　原料：大麦麦芽　蒸溜方法：単式蒸留器を使用。蒸留回数は2回。

・グレーンウイスキー　原料：大麦麦芽と、小麦やトウモロコシなどの穀類　蒸溜方法：連続式蒸留器を使用する。

・ブレンテッドウイスキー　原料：複数のモルトの原酒とグレーンの原酒

 

スタイル

ジャパニーズウイスキーは、前述の通りスコッチ・ウイスキーを手本として造られました。
しかし、スコッチウイスキーと特有のスモーキーフレーバーは日本人に合わせて抑えられ、軽い口当たりに仕上げられているものが多いです。
モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混合するブレンテッドウイスキーがジャパニーズウイスキーの主流を占めています。
ジャパニーズウイスキー独特のスタイルとして、ブレンデッドウイスキーの生産方法や日本におけるウイスキー業界の性質が挙げられる。

原酒の熟成に使用する樽の素材にミズナラを使用することも、ジャパニーズウイスキーの特徴として挙げられる。
ミズナラで熟成される若い原酒はココナッツに似た香りを帯び、長い熟成期間を経て伽羅、白檀に例えられる芳香へと変化します。
また、ミズナラに比べて気密性が高いコナラが樽に使われることもあります。

 

ジャパニーズウイスキーの歴史

 

 

ウイスキーの到来

日本に初めてウイスキーがもたらされたのは、江戸時代末期のマシュー・ペリーの来航の時と考えられています。
1853年7月、浦賀の奉行や通訳がサスケハナ号で歓待された時、ウイスキーが振る舞われました。
日米修好通商条約締結後、1859年より条約港の開港が行われると日本国内に外国人居留地が誕生し、外国人居留者のためにベーカー商会、タサム商会などがウイスキーの輸入を行いました。
1871年に横浜山下町のカルノー商会が輸入した「猫印ウヰスキー」が、最初に日本人用として輸入されたウイスキーだとされています。

明治末から大正時代にかけて、日本でも本格的なウイスキーを造ろうといくつかの酒造会社が行動を起こしました。
酒精アルコールメーカーである摂津酒造の社長・阿部喜兵衛氏、常務・岩井喜一郎は技師の竹鶴政孝をウヰスキーの産地のであるスコットランドに派遣し、摂津酒造のお得意先のひとつであった寿屋洋酒店（のちのさんとりー酒類）の創業者・鳥井信治郎氏はウイスキー製造のための蒸留所建設を考えていました。

1924年に山崎蒸溜所が完成、その年の冬から蒸留が開始されました。
国産の大麦、イギリスから取り寄せピートを使用して、1929年に日本初の国産ウイスキー「白札」（現在のサントリーホワイト）が売り出されました。
鳥井氏はさらにウイスキーの改良に取り組み、1937年に改良の成果である「角瓶」（サントリー角瓶）が発売されました。その後、1940年に「サントリーウイスキー黒丸」（現在のサントリーオールド）が誕生しますが、太平洋戦争直前という情勢のため、市場に出荷されたのは第二次世界大戦終戦後の1950年となりました。

1934年、竹鶴氏は寿屋を退職して大日本果汁（のちのニッカウヰスキー）を設立しました。このとき竹鶴氏は立地、地価、安価な労働力を期待できる北海道余市町に余市蒸溜所を建設しました。
1936年から余市でのウイスキー蒸留が始まり、1940年に「ニッカウヰスキー」と名付けられたウイスキーが発売されました。
第二次世界大戦時には、余市蒸溜所で日本軍の兵士に配給される酒類が醸造され、蒸溜所は配給品を買い上げによって利益を得ていました。戦後の余市蒸溜所では、軍事用に供給された物資を使われていました。

終戦後の1946年、寿屋は戦災を逃れた原酒を使用した「トリスウイスキー」を、1950年には戦前に製造した「オールド」を発売しました。

1952年に大日本果汁は「ニッカウヰスキー」に、1963年に寿屋はサントリーに社名を変更しました。

 

主なジャパニーズウイスキーの種類

 

サントリー

 

 

・響

・山崎

・白州

・知多

・サントリー角瓶シリーズ

・トリスシリーズ

 

ニッカウヰスキー

 

・余市

・宮城峡

・竹鶴

 

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