朝晩が冷え込んできましたね。

寒暖差が大きい毎日、みなさん体調には気を付けてくださいね😉

そしてこんな状況ではありますが、

ゴザルグループは感染症対策を実施して営業しております。

（消毒液の設置・換気の徹底・マスクの着用）

ブルイックラディ蒸留所とは？

スコットランドのアイラ島に位置するウイスキーの蒸留所です。

スコッチウイスキーはシンプルで無骨なボトルデザインのものがほとんどですが、

その中でひときわ目を引くパステルカラーの水色のボトル✨

それがブルイックラディです。

（ブルックラディと呼ばれることもあります）

アイラ島で生産されるウイスキーの多くは、スモーキーで海藻の香りが特徴的ですが、

ブルイックラディ蒸留所のウイスキーはピートが穏やかで煙っぽさもありません。

まさにアイラウイスキーの異端児です。

蒸留所の創立は1881年、非常に歴史の深い蒸留所です😲

しかしスコッチウイスキー低迷の波にのまれ1994年に蒸留所へ閉鎖になってしまいました😭

もうブルイックラディの名前は途絶えてしまうのか…と思われていましたが、

ジム・マッキュワン氏によって蒸留所が復活されます。

そして2001年、心機一転されたブルイックラディの再開です。

特徴はスコットランドで生産された大麦のみを使っていることです。

多くのアイラウイスキーでは他から取り寄せた大麦を使用しているのに対して、

ブルイックラディ―はあくまで地産にこだわりました。

ですがアイラ島ではここ100年ほど大麦の生産は行われてませんでした。

しかしジムマッキュワン氏の働きかけによって大麦の生産が再度はじまったのです。

ブルイックラディのボトルにはその大麦を生産する契約農家の名前が記されています。

BRUICHLADDICH（ブルイックラディ）

ブルイックラディの“クラシック”

水色のボトル。これがブルイックラディの顔ともいえる一本です。

アイラ＝ピートの概念を打ち壊すノンピートでの製法です。

度数は50度と高いですが、アルコールの刺激がとげとげしくなるようなことはありません。

スムースな口当たりに爽やかな後味

洗練された味わいはブルイックラディの誇りです。

PORT CHARLOTTE（ポートシャーロット）

一方でこちらはピートをふんだんに使用したヘビリーピーテッド。

奥深いコク、スモーキーな味わいはまさにアイラモルトです。

アメリカンウイスキー樽を主体としてセカンドフィルにはワイン樽のものも25％使用

それによって甘さとスパイシーさが共存する奥深い味わいをつくりあげています。

ブルイックラディとは正反対のキャラクターですが、どちらも緻密にデザインされた一本です。

OCTOMORE （オクトモア）

「世界一」のウイスキーです。

なにが？というとピートの使用量です😏

ウイスキーのスモーキーさはフェノール値（ppm）によって指標化することができます。

ピートの強いシングルモルトでもフェノール値50ppmぐらいですが、

こちらのオクトモアはなんと…100ppm以上❕❕

最も強いバージョンだと300ppmを超えることも😳

スモーキーさにおいて、肩を並べるウイスキーは他にありません。

爆発的なピートで、グラスに注ぐだけで部屋中がスモーキーな香りにつつまれます

The Botanist（ザ・ボタニスト・ジン）

ブルイックラディ蒸留所が作っているのはウイスキーだけではありません♪

ザ・ボタニスト(The Botanist)はブルイックラディが手掛けるジンです。

しかしこちらにも地産の精神が生きています。

使用される22種類のボタニカルはすべてアイラ島に自生する野生のものなんだとか。

ボタニストという名称はジンを商品化するに際して、

アイラ島在住のボタニスト(植物学者)に依頼したことが由来です。

華やかながらもしっかりとした香り

ジンの王道的な香りを閉じ込めた一本です😃

まとめ

スコッチウイスキーの風雲児のような印象のブルイックラディ蒸留所。

しかしアイラ島を愛し、アイラ産の原料にこだわったウイスキー、

そしてジンをのめば、ディスティラーの誠実さが伝わってきます🤗

キープ＆トライを理想的な形で実践するブルイックラディ。

スコットランドの土地を思い浮かべながらぜひ飲んでみてください😃

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