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お酒マニア!お酒買取専門店 東京 新宿店!店長の「ボルドー右岸」についてDEゴザル🐵

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ブログ

2023.05.26

お酒マニア!お酒買取専門店 東京 新宿店!店長の「ボルドー右岸」についてDEゴザル🐵

お酒マニア!お酒買取専門店 東京 新宿店!店長の「ボルドー右岸」についてDEゴザル🐵

 

皆様こんにちは。

 

お酒買取専門店DEゴザル 東京新宿店 店長DEゴザル🐵!

 

東京の土地柄なのか、皆様よりお持ち込み頂くお酒の中で「ワイン」のお持ち込みが特に多いです。

 

ワインと言っても旧世界から新世界まで様々。価格帯も数百円から数百万まで様々です。

 

今や新世界でもどんどんプレミアムワインが出来てきてますが、やはりフランス、ブルゴーニュとボルドーの二大巨頭は打ち崩せません。

 
ボルドーワインと一言にいっても、実は「右岸と左岸」で味わいが大きく変わります。

 

そこで今回は、ボルドー地方の「右岸・左岸」の「右岸」について詳しくご説明したいと思います。

 

これがわかればボルドーワインを飲むことが、もっと楽しくなります!

 

 

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「右岸・左岸」とは、ジロンド川の上流から下流方向を見た際に右手側の岸を右岸、左手側の岸を左岸と言います。

 

ボルドー地方は、大西洋とそこに流れ込むジロンド川の支流に囲まれた地域。

 

このジロンド川は、その東に流れるドルドーニュ川と南を流れるガロンヌ川が合流した大きな河川です。

 

ボルドー地方の右岸というと、このうちドルドーニュ川からジロンド川が流れる東側の地域を指し、左岸というとガロンヌ川からジロンド川が流れる西側の地域を指します。

 

ちなみに、ボルドー地方は下流が北にあるため、地図を見た際にそのまま右側が右岸とわかりやすくなっていますが、他の産地の右岸・左岸を語る場合には注意が必要。

 

例えば、同じフランスのローヌ地方は下流が南になるため、地図の右側が左岸、左側が右岸となります。

 

 
そして、右岸・左岸と分けて語るくらいですから、それぞれの地域で造られるワインの味わいは異なります。

 

 

右岸で造られるワインは、左岸と比べると渋味が穏やか豊満で女性的な味わい。もちろん造られるエリアによって味わいは様々ですが、熟成するとブルゴーニュのような優美さを見せるワインすらあります。

 

左岸で造られるワインは、右岸と対照的に渋味のしっかりとした男性的な味わいです。

 

典型的なボルドーワインの力強いイメージには、左岸のワインの方が当てはまるかも知れません。

 

ワイン愛好家の間でよくある右岸派・左岸派トークは、このようなイメージを元に話されています。

 
では、右岸・左岸のワインの味わいはなぜ違うのでしょうか?その答えはとっても簡単。ブドウ品種が違うからです。

 

とは言っても、右岸のワインも左岸のワインも使用されているブドウ品種は自体は同じ。

 

カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フランなど複数品種のブレンドで造られています。

 

しかしブレンドの比率が大きく異なり、右岸はメルロが主体、左岸はカベルネ・ソーヴィニヨンが主体。

 

このブドウ品種の性質の違いが、右岸・左岸のスタイルの違いになっています。

 

 

違いを生むのはそれぞれの川が運ぶ土が異なる為!

 
「右岸と左岸の違いはブドウ品種の違い」と言われると、同じボルドー地方で使用する品種がなぜ違うのか気になってきませんか?

 

その理由は同じ川の対岸にも関わらず、右岸と左岸で土壌が異なるためです。

 

右岸の土壌は保水性が高く冷たい粘土質が多く、左岸の土壌は排水性が高く保温効果のある砂礫質(砂利)となっています。

 

この土壌の違いは、ジロンド川を形成する2本の川、ドルドーニュ川とガロンヌ川の水源が異なり、それぞれの川が運んでくる土が異なるために生じています。

 

粘土質土壌の右岸では、冷たい環境でも成熟できる早熟なメルロが多く栽培され、一方で、砂礫質土壌の左岸では晩熟するために熱量が必要なカベルネ・ソーヴィニヨンが多く植えられているのです。

 
それでは右岸の代表的な産地はどこでしょうか。

 

それは、サン・テミリオンとポムロルです。

 

 

▼サン・テミリオン
世界遺産にも登録されている美しい中世の街並みが残るサン・テミリオン。

 

このアペラシオンでは、主にメルロとカベルネ・フランがブレンドされ、ワインが造られています。

 

比較的大きな地域のため、土壌はポムロルに隣接するグラーヴ(砂利)エリアと、街の周囲に拡がるプラトー(台地)エリアの二つに分けられます。

 

砂利と聞いてピンときた方もいるでしょうが、実はグラーヴエリアでは砂礫質に向いたカベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨンが多く栽培されており、右岸の中でも独特なスタイルのワインを生産しています。
シャトー・シュヴァル・ブランがこのエリアの代表的なワインです。

 

一方、サン・テミリオンの街周辺の台地では、粘土石灰質土壌から優美な味わいのメルロ主体のワインが造られています。サン・テミリオンを代表するシャトー・オーゾンヌはこちらに属します。

 

 

 

▼ポムロル
ポムロルはサン・テミリオンのように格付けを持たない、比較的新しいワイン産地ですが、シャトー・ペトリュスやル・パンなど、ボルドーで最も高価なワインが造られています。

 

土壌は粘土質と砂礫質のミックス。中でも、クラス・ド・フェールと呼ばれる酸化鉄を含んだ粘土質土壌が有名で、これがポムロルのワインに個性を与えていると言われています。

 

ポムロルでもサン・テミリオンと同じようにメルロとカベルネ・フランが栽培されていますが、圧倒的にメルロ比率が高く、ワインは果実味豊かで凝縮感のある味わいです。

 

その最たる例が、メルロ100%で造られているシャトー・ペトリュスでしょう。

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